わんこは年老いて目や耳などの機能が落ちてくるにつれ、分離不安症ぎみになってしまっていました。私が見えなくなると不自由な足取りで探してしまいます。用事はなるべく寝ているときにして、一緒にいる時間を増やしていました。私自身もかなりわんこに依存していたんだと思います。そんな中での急死だったのでダメージはとても大きいのかもしれません。涙の量は減ってきましたが、表面的なものかもしれません。昨日から家の片づけなどの作業をもくもくと続けています。ハサミでごみを小さくする作業などが特に捗ります。心の整理にもなるのでしばらく続けます。わんこの死への思いを共有できる娘がいることは、今の私の大きな助けになっていると思います。火葬するまで段ボールに入っていたわんこの姿がいつもの寝ているすがたのままだったのもダメージを軽減しているのかもしれません。死ぬ間際に排せつしましたが、それもいつも通りのよい状態のものだったこともダメージを軽減していると思います。死後も鼻から少し分泌物が流れ出しただけで、とてもきれいな状態を保っていました。元気にしていたころのままだったので、もっと生きられたんじゃないかという気持ちになりましたが、寿命だったんだと受け入れることにします。わんこはどう思っているのかはわかりませんが、呼吸が荒くなっていたとき、顔を近づけて鼻と鼻をくっつけるとぱくっと口を開けてくれるいつもの動作に少し反応してくれました。私がいるのはわかってくれてたよね。